二つのオペラ
2010-09-14


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今 二つのオペラの稽古を抱えています。
ひとつは「シラノ・ド・ベルジュラック」。日本初演です。
有名なフランスの戯曲がアルファーノというイタリア人作曲家により
オペラ化されており 私はロクサーヌを演じます。
演劇の方にはもうすでになじみが深〜い作品なので
「シラノ」の話をすると 思わぬ所からの反応があり 面白い毎日です。
今までも何度か日本初演のオペラ上演に参加してまいりましたが
今回の役は 中でも特に難しい役です。
ですので 個人稽古を8月から始めています。
何より音楽が・・・難しい〜〜!!
今はまだ 音楽と言葉とを重ねるのに苦労していて
毎回稽古が終ると 脳が飽和状態です(笑)。


もうひとつは「うずら」。こちらも初演作品です。
童謡詩人:清水かつらの随筆をもとに 未発表の8つの作品に新たに曲をつけ 
”童謡詩劇”としてひとつの物語になりました。
私は瞼の母役。
出番は少ないですが 美しい子守唄もあり素敵な役です。
大きな子供が3人います(笑)。
中でも一番末っ子の”はなちゃん”に「おかあちゃ〜ん」と呼ばれると
胸が締め付けられて 毎回困ります。
子供から大人まで楽しめる素敵な作品になると思います。

というわけで 今年の夏はバカンスなしでしたが
どちらの役も 日本初演公演で歌わせて頂くのですから
初めてでもその役を最高に引き出せるようにしたいと思い
勉強する毎日です。

鈴木慶江
[ブログ鈴木]

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